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2021.10.08

グーグル、ECサイト向けの新しいSEOガイドを発表

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

越境ECサイトを立ち上げただけでは、取り扱う商品が既に高い知名度を持っていない限りは、売れることもないでしょうし、訪問者もないことでしょう。そこで、越境ECを開始した直後から運営者がやらないといけないのは、SEOとSNSです。

多くの事業者さまのコンサルティングをしていてSEOについて質問する方は多いのですが、SNSについて聞いてくる方はほとんどいません。個人的にはSEOも大事だけど、SNSのほうが今の時代はもっと大事だと思っています。

ちょうど先週アップしたブログでも口コミが一番効果が高いことを紹介しました。その口コミを引き起こす一発目は店が発するSNSです。実は、もう11年前に、検索エンジン経由で訪問する人とSNS経由で訪問する人の差がなくなっているので、SEOだけに夢中になっても半分機会損失を生んでるんですよね。

さて、ここでSNSを語ると話がブレるので、SEOに話を戻します。

SEOといえば、ほぼグーグル（Google）対策と言い換えてもいいほどになっておりますが、そのグーグルが越境ECサイトに適したSEOのガイドをリリースしていますので、ここではそのアウトラインを紹介します。詳細は直接グーグルのサイトを訪問してください（日本語もあります）。

グーグルの新しいeコマースSEOガイド

まず、Googleは「電子商取引のデータとサイト構造を Google と共有すると、Google はコンテンツをより簡単に検索して解析することができ、Google 検索やその他の Google サーフェスでコンテンツを表示することができます。

これにより、買い物客があなたのサイトや商品を見つけやすくなります」と述べています。

そして7つのトピックを取り上げています（具体的にはGoogleでご確認ください）ここでは簡単にアウトラインを紹介します。

コンテンツが表示される場所

このガイドによると、ECコンテンツは、従来の検索結果だけでなく、より多くの検索結果に表示されることがあります。Google検索、画像、レンズ、ショッピングタブ、Googleマイビジネス、マップなどです。

「Eコマース関連のコンテンツとしては、商品データが最もわかりやすいタイプですが、その他のタイプの情報も、ショッピングジャーニーのさまざまな段階で買い物客に役立つ可能性があります」と同ガイドは述べています。

Googleは、商品レビュー、オファー、カスタマーサービスのタッチポイント、さらにはライブストリームなどのコンテンツを宣伝することを推奨しています。

製品データを追加する

構造化データでは、Googleの検索プロパティでEC製品を表示するのにも役立ちます。ガイドでは、商品の内容をGoogleに示すために、以下の方法を推奨しています。

サイトの商品ページに構造化データを含める。
Google Merchant Center にフィードをアップロードして、Google に表示させたい商品を直接伝える。

ECサイトのURL構造

「優れたURLデザイン構造は、Googleがあなたのサイトをクロールし、インデックスするのに役立ちます」とガイドは述べています。

しかし、劣悪なURL構造は混乱の原因となり、コンテンツを見逃したり、コンテンツが何度も取得されたり、クローラーがサイトに無限のページがあると勘違いしたりする可能性があります。

このガイドでは、検索エンジンがコンテンツやページを理解しやすくなるようなURL構造の推奨事項を紹介しています。

Googleが必要以上にサイトへのリクエストを行わないように、同じコンテンツを返す代替URLの数を最小限にする。
URL内の大文字と小文字のテキストがウェブサーバーで同じように扱われる場合は、すべてのテキストを同じ文字種に統一することで、Googleが判断しやすくなります。
各ページには、固有の URL が設定されていることを確認してください。
URL パスに説明的な単語を追加する。URL に含まれる単語は、Google がそのページをよりよく理解するのに役立つ場合があります。