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ABOUT Shopify

Shopify(ショッピファイ)とは

Shopifyは越境EC・国内ECサイトに適したASP型ECサイト

Shopify(ショッピファイ)は、越境EC・国内ECサイトに適したASP型ECサイト(カート)です。構築・制作をリーズナブルかつスピィーディーに事業開始できます。ECシステム必要なサーバー、インフラの設置が不要で、ネットショッピング販売に必要な機能を全てオンライン上で操作できるのが強みです。Shopify社に認定された「Shopify Experts」のジェイグラブがメリット・デメリット、機能と料金、市場シェアや Shopify Plus などについてわかりやすく解説します。【最終更新日:2024年1月24日】

日本でも導入企業が増加

2024年1月現在、越境EC・海外販売部門のASP型ECカートとしてダントツの実績と人気を誇ります。2004年にカナダでサービスがリリースされてから現在に至るまで175ヵ国200万以上のストアに利用され、総流通総額は40兆円を超えています。越境ECだけでなく本格的に日本国内ECにも対応済、現在では管理画面も日本語で操作することができるため、日本国内のEC販売においても導入する企業が増えています。

出所:eCommerce Thesis

Shopifyの強み

自分でECサイトを構築できれば初期費用が不要ですが、毎月の月額課金が掛かります。デザイン性は高く、スマホにも対応しておりシンプルで高機能、クラウド型(SaaS型)提供型のECパッケージのため日々改善されています。

日本国内でも個人を筆頭に利用者が増え、法人も利用するケースが増えました。なお、機能やアプリ、アレンジについての情報が日本語ではまだ少なく特徴や機能、料金体系、メリットやデメリットなど詳細にお伝えしています。

 

  • 簡単にサイトを構築して販売できる

    ECサイトの構築にあたり、複雑なプログラミングやデザインの知識は不要といわれ、ECサイト構築経験のある方であれば比較的時間をかけずにECサイトを開設できますが、設定や開設ノウハウがない場合には、デフォルトで用意されたデザインとなり、他の個人が制作したサイトなどと全く同じになってしまうことも多く、貿易になると税や各国のルールや運用に沿った構築が必要となり、ECサイト構築会社に依頼するなどして開店・販売することが多いのが特徴です。

  • 越境EC・国内ECに最適なECカート

    国内および海外で販売するのに適したECカートで多言語、多通貨に対応しています。公式のデザインテンプレートがあり、ウェブ制作に慣れていなくても独創的なECサイトを作ることが可能です。国際配送も有料アプリを追加して簡単に済ませることが可能です。一番重要なのが販売チャネルを増やせることです。eBay、Amazonのほか、世界中のECモールの買い物客とつながることが可能です。越境ECと特に相性が良い販売チャネルはSNSです。Instagramで商品をタグ付けして直接購入できるようにしたり、Facebookを宣伝や販売の場として活用したり、さまざまな方法で顧客にアプローチすることができます。

  • 無料/有料のデザインテーマを設定
    (100種類以上)

    100種類以上のテーマのなかから好みのデザインを選びます。公式の無料デザイン・テーマも秀逸です。公式ゆえに不具合もほとんどなく、ECサイトで必要とされる標準機能も網羅され、無理なカスタマイズをせずに管理画面内でアレンジできる範囲で調整を行いスピーディーに事業開始される方が多いのも特徴です。また予算と時間がある方は、より充実したデザインや機能が用意されている有料テーマを購入・導入、アレンジメントすることも可能です。

  • Shopifyペイメント
    (独自決済)

    公式のペイメントシステムと日本の銀行口座をリンクさせることにより、売上金がダイレクトに銀行口座へ振り込まれます。決済金額をリアルタイムで確認したり、不正注文防止機能も利用できます。

    決済手数料は、国内のクレジットカードでのオンライン取引では、Basicプランが3.4%、Shopifyプランが3.3%、Advancedプランが3.25%、Plusプランが3.15%となります。海外またはアメリカン・エキスプレスのクレジットカードでの決済は、Basicプランが3.9%、Shopifyプランが3.85%、Advancedプランが3.8%、Plusプランが3.75%の決済手数料となります(越境ECは海外カード取引)。

  • Shopify POS(実店舗連携)

    実店舗やポップアップストアなどで商品を販売している場合には、商品価格や在庫情報、売り上げ情報などと連動させることができます。この機能は、iPhoneやAndroidのスマートフォンのアプリからも使用することができます。

  • Facebook連携販売

    ECサイトで販売している商品をFacebook上でも販売することができます。Facebook上にショップやブランドのページを作成してカタログを表示して商品掲載することができます。管理画面から、Facebookユーザーへ自社サイトや商品の広告を出稿する機能も付帯しています。

  • Instagram連携

    Instagramで投稿した商品画像に商品のURLをタグ付けすることで、そのタグをクリックするとECサイトの商品ページへ遷移させることが可能です。より少ないクリック数での商品購入が可能になります。

  • シンプルなSEO対策

    商品ページごとにH1タグ、タイトルタグ、descriptionタグ、商品画像のaltタグ、メタタグを設定できます。SEOやマーケティングの分野におけるプロフェッショナルでなくても、ある程度のSEO対策が可能です。有料のSEOアプリを追加することも可能です。

  • ECモールとの連動

    Shopify Marketplace Connectを利用することで、越境ECではeBayやAmazon、Etsyなど様々なECモールに出品・受注連携が可能となっています。海外ECモールと連携する場合には、登録住所が海外でないと利用できないアプリも多数存在しています。

  • サーバーのスペックが良い

    自社サーバーでECサイトを運用している場合、DBがパンクして無制限に注文を受けて1分間で数千万円の売上を記録したものの在庫はなかったなど恐ろしい体験がつきものですが、当社のクライアントで数億円規模の販促キャンペーンを行った際にもサーバーは落ちず継続が可能で、サーバーが落ちることはほぼないと言って良いでしょう。

Shopifyのメリットとデメリット

メリット

  • 低コストで始められる
  • ECサイトを比較的早く立ち上げることが可能
  • 複数の無料・有料デザイン・テーマから選択できる
  • サーバーの契約と運用が不要
  • 複数言語・通貨での販売が可能
  • SNS販売の連携(Instagram、Facebookはキャンペーンの作成も可能)
  • かご落ちした方に連絡するメール機能
  • 売り上げや在庫情報をスマホの専用アプリから確認可能
  • eBay、Amazon、Etsyなどの国内外ECモールとの連携が可能
  • 独自ドメインをShopify管理画面から購入・設定が可能

デメリット

  • 無料プランが短いため導入選定の判断が難しい(最初の14日間無料)。
  • 自社や他社とのポイント連携やシステムがない。
  • オープンソースではないのでソースコードが非公開のため修正や変更が難しい。
  • プラグインアプリは買い切りではなくサブスクリプション型で月額費用が永遠と掛かる。
  • サポート窓口はあるがレスポンスが遅いか返信がないことがある。
  • 電話サポート窓口がない。
  • プラグインアプリで英語対応のものは導入が難しい。
  • プログラムコードは「リキッド(Liquid)」のためエンジニアの対応・手配が難しい。
  • 運営を停止するとECサイトの情報や顧客情報が削除される。

Shopifyの機能

ECサイト運営に必要な以下の機能(代表的なもの)がそろっています。あらかじめデフォルトで設定されているものもあれば、アプリを追加することにより、さらにサイトの情報やサービスを拡充することができます。全てオンライン上で設定するものとなるため、システムをダウンロードする必要がありません。複数のスタッフがいつどこで操作しても問題ありません。

独自ドメイン導入・移管 SNS連携 複数言語・複数通貨での販売
かご落ちやSEO対策 スマホ対応 無料SSL証明書発行
複数配送機能 配送時間指定 リアルタイム配送追跡機能
アップセル機能 ドロップシッピング アンケートフォーム機能
ダウンロード販売(写真やイラストなど) ブログ機能 マーケティング分析機能
メルマガ機能 海外発送対応 在庫切れ表示機能
代引き決済(日本国内利用のみ) コンビニ決済(日本国内利用のみ) 多通貨販売(越境EC利用)
CSVファイルインポート・エクスポート 画像編集・リサイズ機能 TOPページ新着情報機能
HTMLコードエディタ CSS・JavaScript管理 登録可能画像数無制限など

Shopifyの料金

3つのプランが用意されています。いずれのプランも初期費用不要です。プランにより決済時の手数料や使用可能なスタッフアカウント数などが異ります。ECサイト構築を当社に委託した場合には、Shopifyに支払う毎月の費用、追加アプリ、有料デザインテーマ費用はパートナー会社の代理払いとなり、ご利用者には月末締め翌月払いで、毎月のサポート費用と合算してご請求書を発行してお支払いとなります。なお年払いだと25%オフになります。取引量の多いエンタープライズ向け「Shopify PLUS」は2,000USドル〜です。(2024年1月現在)

ベーシック スタンダード プレミアム
33USドル 92USドル 399USドル

Shopify Plusについて

大量販売やB2B専門、多数のECサイトを統合して行う企業向けにエンタープライズ版があり、月額で2,000ドル〜を支払って利用します。

  • スタッフアカウント

    通常のプランはサイトにアクセスできるスタッフアカウントに上限がありますが、無制限にスタッフアカウントを追加できます。

  • BtoB向け卸売サイト機能
    (Wholesale Channel)

    BtoB向けの卸販売専用ストアを構築できます。取引先ごとに割引コードの作成、ログイン制限、最低注文個数、ボリューム割引、注文最低金額などを設定できます。

  • チェックアウトページのカスタマイズ

    チェックアウトページの画面のカスタマイズや、配送先に応じて特定の商品を表示させないなどを設定できます。

  • 1アカウントで10ストア開設可能

    追加料金なしで10サイトまで開設できます。(通常は1サイト作成するごとに費用が発生します)
    国内向け、海外向け、BtoB向けサイトなどで使い分けられます。

  • Shopify Scripts

    ディスカウント設定やプロモーションなどの細かい設定ができます。バイワンゲットワンフリーや一定金額以上購入で10%OFFなどの設定ができます。

Shopifyのアプリ(機能追加)

ECサイトには必要最低限の機能が備わっていますが、それだけでは機能が不足することが多く、有料・無料のアプリの中から必要なアプリを追加して機能追加していく必要があります。アプリを追加していくことで、商品レビュー、SEO強化、送り状発行、各種SNS連携販売、在庫管理、多言語・多通貨対応、eBay、Amazon、Etsy、楽天市場などの国内外ECモール連携など追加設定することが可能となります。

自社サイトへの集客を増やしたい場合もアプリを活用することで、メールマガジン配信をしたり、FacebookやInstagramに広告出稿する、顧客からのレビューを集めることなどが可能です。

アプリの多くが英語版となり越境ECの運営では問題ありませんが、国内ECに注力する場合には日本語のアプリの数が少なく充実するにはまだ数年は掛かると言われています。また、闇雲に多くのアプリを追加していくとサイト自体の動きが重くなったり動作不具合を発生しますので注意が必要です。自社のECサイトにとって本当に必要なものだけを厳選して追加していくことが求められます。

以下のアプリが代表的なアプリとなります。

  • Facebook Shop Channel(無料)

    ECサイトに掲載された商品をFacebookページでも販売することができます。Facebookのページ上に商品カタログを設定し、そこにECサイトの商品をリンクさせることができます。Facebookの月間のアクティブユーザー数は全世界で23億人であり有効な集客ツールです。

  • Instagram Channel(無料)

    ユーザーがInstagramで投稿を見た際に、画像に表示されているタグをクリックすると、直接商品ページへ飛びます。これにより、購入までのステップが各段に短くなります。広告を出稿する場合は有料となりますが、この機能自体は無料で活用できます。

  • Ship & Co(インストールは無料)
    ※使用量に応じて料金が発生。

    注文情報がShip&Coへ自動的に取り込まれ、送り状やインボイスを発行することができます。国内外の運送会社に対応しており、Fedex、UPS、DHL、日本郵便の利用が可能です。送り状発行と同時に、追跡番号は自動的に送信され、ステイタスの自動変更と発送完了メールが顧客へ自動送信されます。

  • Kit(インストールは無料)
    ※広告出稿時に料金が発生。

    Kitは、AIを利用したマーケティングサポートを行うツールです。SMSやFacebookのメッセンジャーでkitにメッセージを送ると、AIがディスカウントコードの作成と宣伝、リターゲティングキャンペーンの展開、FacebookやInstagramへの広告出稿の提案を行ってくれます。数回メッセージを送るだけで、多くの顧客を獲得し、販売増へとつなげることができます。マーケティングを勉強する時間がない方やマーケティング施策を行う時間があまり取れない方にオススメのアプリです。

  • Langshop(月額17.99ドル)

    多言語対応ストアを作成するときに利用します。自動翻訳機能が付いているため比較的簡単に利用が可能です。各言語ごとにドメインをリンクさせたりSEO対策も行うことが可能です。

Shopifyのよくあるご質問

これから新たにShopifyで構築しようとしている方、現在利用中のECプラットフォームからの移行を検討しているという方などからのご相談・ご質問が急増しています。そのなかでも代表的なよくある質問を掲載しています。

  • Q. Shopifyのアプリは沢山入れてもいいですか?

    A. スマホのアプリ感覚で様々なアプリを多数入れることは推奨していません。とりあえず50程度のアプリを導入したら動作不安定になり、アプリを全て削除しても元にもどらず新規作直しになった例がありますので注意が必要です。

  • Q. ShopifyでECサイト構築をする際にプログラミングは必要ですか?

    A. カスタマイズなく標準機能でECサイトを運営する場合には不要ですが、システム連携やデザインカスタマイズが必要になった場合には、Shopify内部のプログラムやコーディングが理解できるエンジニアやデザイナーが必要です。

  • Q. Shopifyで利用できる通貨は日本円以外に使用できますか?

    A. 日本円以外にも米ドル、ユーロなど多数の国際通貨に対応しています。管理画面から設定しますが、Shopify Marktes、アプリを使って事業者の要望に沿って細かく調整していく必要があります。

  • Q. 販売後の商品はどのように発送するのでしょうか?

    A. 必ずしも自身で発送する必要はありません。注文に応じて外部のフルフィルメントサービスを使用することができます。当社でもフルフィルメントサービスがあり売れた後は物流会社から直接配送させることが可能です。

  • Q. 独自ドメインはShopifyを始める前に準備しておくのでしょうか?

    A. Shopifyの管理画面から独自ドメインを購入、設定でき、毎年更新することも可能です。ただし購入時に選択したURLを後で変更するこができません。またドメイン購入費用の返金もできませんのでご注意ください。

  • Q. ShopifyとPOSレジを連動する際に注意することは?

    A. ShopifyのPOSシステムは対面販売に必要な機能を備えています。Android、iOSのスマートフォンやタブレットにダウンロードでき、お店やビジネスに合わせてカスタマイズが可能です。ディスカウント、クーポン、会計処理などもスムーズに行えます。シームレスに連携できるカードリーダーや互換性のあるハードウェアが揃っています。

  • Q. Shopify標準の無料デザインテーマではなく有料デザインにした場合の注意点は?

    A. 有料デザインは大凡3-4万円程度です。一番の問題はデザインテーマにより機能が制限されることです。事業者が必要な機能に対応した有料デザインテーマを導入しないと最初からやり直しになるようなこともあります。

詳しくはShopify社認定「Shopify Experts」のジェイグラブにご相談ください。

j-Grabでできること

Shopify(ショッピファイ)は国内のECサイト運営のみならず、越境ECサイトの構築にも最適なECプラットフォームです。低コストでスピード感のある立ち上げが可能ですが、必ずしもやりたいことをすべて実現できるわけではありません。誰もが簡単に利用できるサービスであるがゆえに、機能的な制限があるのも事実です。

ジェイグラブはShopify社に認定された「Shopify Experts(ショッピファイ エキスパート)」です。越境EC・国内ECサイト構築に長けた匠の技術スタッフが、シンプルなShopify ECサイトから、本格的なカスタマイズ、テクニカルな対応を代行することで、お客さまの目的、やりたい要件をとりまとめ、スムーズなネットショップの開店と運営を伴走サポートします。

Shopify構築と伴走サポートをセットにしたプランを提供しており、事業開始後から販売や集客などのマーケティング支援もワンストップで提供しています。BASE(ベイス)、Stores(ストアーズ)、WooCommerce(ウーコマース)、EC-CUBEなど、他のECプラットフォームからのお乗り換えも、できるだけスムーズな移管をサポートします。

Shopifyでこれから開店・出品したい方、アカウントは開設済みだが売上が上がらない方、競合に負けてしまい利益の出ないEC販売になっている方、eBay、Amazon、楽天市場などと連携して、本支店戦略で成功したい方は、Shopify Expertsに認定をされたジェイグラブにご相談、ご質問、お見積りなど お問い合わせからご相談ください。

資料ダウンロード(無料)もご活用ください。

編集:ジェイグラブ 越境ECラボ

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