こんにちは。ジェイグラブの横川です。
Shopify(ショッピファイ)には、彼ら自身が言うようにすぐに始められるeコマースプラットフォームです。そして、他のプラットフォームでは高額プランでないと実現しないようなツールも安価で提供されています。この路線はまだまだ邁進中で、今年中にさらにいろいろな機能が追加され、小規模事業者にとってチャンスを広げる機会が増えそうです。
Shopify、小規模事業者に大きなリーチを約束
Shopifyは急成長を遂げていますが、世界で最も人気のあるeコマースプラットフォームの1つになったのは、小規模事業者たちのおかげでもあります。
ShopifyのUX担当ディレクターは次のように説明しています。「小規模販売者、個人事業主、中小企業など、どのように呼ぼうとも、彼らはShopifyの基盤です。Shopifyはマーチャント向けのスケーラブルな小売OSとして構築されました。」。
実際、Shopifyの大前提は、小規模な販売者にとって参入障壁が低いことであり、一方で、Heinz、Staples、Molson Coorsなどの大手ブランドのeコマースはそのプレミアムサービスShopify Plusを提供しています。
Shopifyのベーシックプランは月額29ドルからで、ウェブサイトとオンラインストア、無制限の商品リスト、マルチチャネル販売オプションが含まれており、販売者はさまざまなオンラインマーケットプレイスやソーシャルネットワークで顧客を獲得することができます。さらにShopifyは、月額79ドルと299ドルの2種類のプランと、エンタープライズレベルのShopify Plusオプションを提供しています。小規模から大規模までの販売者に向けて「すぐに使えるマルチチャネルコマース」の実現を目指しているという。
そのためには、ソーシャルサイト上で売り手と買い手を結びつけることが重要であり、今年はTikTokとの提携を世界の複数の地域で拡大する予定としている。また、Facebook、Google、Pinterestなどとの提携により、マーチャントが世界最大のオーディエンスを利用できるようにもなった。
また、Shopifyは今年、売り手向けにバンキング、クレジット、リワードプログラムを提供するファイナンスサービスツール「Balance」を展開する予定としている。
「Shopifyは、起業家が増えることで世界が良くなるという前提で運営されています。私たちは、さまざまなレベルのビジネスオーナーが利用できるプラットフォームを構築していますが、通常はエンタープライズブランドにしか提供されない機能を犠牲にすることはありません。」