jGrab

越境ECブログ

eBay(イーベイ)とFedEx(フェデックス)、アジア太平洋地域の強化で提携

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

私はセミナーなどで、キャリアーズ・ミックス、その時々で一番都合の良い輸送業者を使うのが世界では主流であると話しています。

実際、私は欧米では日本郵便とDHL、フェデックスを使い分け、オーストラリアなどではフェデックスを中心に使っています。

また、日本においてはフェデックスはeLogiを通して提携しているので、具体的にどうなるかは追報を待ちましょう。


イーベイとフェデックス、アジア太平洋地域のビジネス強化で提携

フェデックスの子会社であるフェデックス・エクスプレスは、イーベイとの新たな提携を発表しました。アジア太平洋地域のイーベイ出品者は、フェデックスのアカウントに登録することで、フェデックスのeコマース配送サービスの全オプションをリーズナブルな料金で利用することができるようになるとのことです。

ECモールの売上は世界全体のeコマースの67%を占めており、アジア太平洋地域のeコマース市場は毎年約14%成長し、2030年には352兆6800億米ドルに達すると予想されています。 今回の提携は、新型コロナパンデミックによって加速するオンラインショッピングに対する消費者の行動変化を背景に、同地域の電子商取引が活況を呈する中、電子商取引業者、特に小規模事業者の推進に貢献するものです。

この提携により、イーベイの出品者はフェデックスの配送ソリューションを利用して、よりプレミアムな配送体験を顧客に提供できるようになります。

フェデックスのアジア太平洋・中東・アフリカ(AMEA)地区社長のカワル・プリートは「EコマースはAPAC(アジア太平洋地域)経済の新たな成長エンジンとなっており、Eコマース企業がオンラインからリアルまでシームレスな顧客体験を提供する上で、フェデックスなどの物流サービスプロバイダーは重要な役割を担っています。フェデックスの国際物流サービスを通じてより多くの市場へのアクセスを可能にするイーベイの協力に、私たちは大きな期待を寄せています。フェデックスの国際物流サービスを通じてより多くの市場にアクセスできるようになるイーベイとの今回の提携を大変うれしく思います。」と述べた。

イーベイ インターナショナル クロスボーダートレードのインド・東南アジア地域ゼネラルマネージャーであるヴィドマイ・ナイニは「越境ECのエコシステムにおいて、配送は非常に重要な要素です。eコマースの輸送・物流業者として世界で最も定評のあるフェデックスと提携することで、出品者は独自の機能と料金を利用できるようになり、最終的に世界中の顧客に小売店並みの購入体験を提供できるようになるでしょう」と述べています。

今回の提携は、大手マーケットプレイスやテクノロジープロバイダーとの戦略的協力を通じて、eコマースのエコシステムにおけるフェデックスのリーダーシップを強化する最新の取り組みを反映したものです。フェデックスは現在までに、オープンなSaaS型eコマース・プラットフォームであるビッグコマースなど17以上のマーケットプレイスプロバイダーと統合し、アジア太平洋地域の数十万のeコマース事業者がフェデックスのアカウント番号を利用して、出荷管理や越境EC事業の拡大に直接アクセスできるようにしました。

参考:Bay Launches Live ShFEDEX AND EBAY TEAM UP TO BOOST APAC BUSINESSES


おわりに

イーベイはDHLとも提携しています。ますますキャリア―ズ・ミックスしやすくなりますね。
(これは個人の意見です)私は個人的にはフェデックスUIが見やすいと思っているので、これで日本人セラーにとって使いやすくなっているのといいなぁと期待しています。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

SEARCH

CATEGORIES

MOST READ

ARCHIVE