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越境ECブログ

アジア太平洋地域のECは楽観的

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

今後の経済成長が期待されるカンボジアに来ています。商売で大切なのは現時点で良い情報の有るところに出ていくことで満足することではありません。それは後発者に過ぎず、大損しないで済むかもしれませんが大儲けといった大化けも期待できません。安定志向の人はいいかもしれませんが。

ネットの世界は先行者優位の法則が強烈な分野です。先行者のサービスにやや難があっても、先行者がよほどひどくない限り、後発者が先行者を追い抜くことが難しい世界です(短時間でできるとしたら相当なプロモーションの予算を使っています)。
先行者が市場の大多数のシェアを握り、残りの少ないパイを2位以下が食い合うという構図がネットの世界ではよく起こります(なので、決断の遅い日本企業はよく負けるのです。外資系企業が1日で決めることを1週間も1ヶ月も費やしていたら話になりません)。

そんなわけで、将来に期待して訪れています。現地レポートは後日行います。
今日は、そんなアジア太平洋地域のECの未来は明るいという話です。


アジア太平洋地域のEコマースは楽観視している

フェデックス・エクスプレスが委託した調査によると、アジア太平洋地域(APAC)の中小企業(SME)と消費者は、同地域におけるECの今後の成長とデジタル技術の将来の革新について楽観的な見方をしていることが明らかになりました。

「What’s Next in E-Commerce」調査は、2022年7月にアジア太平洋(APAC)と中東・アフリカ地域(AMEA)の11市場で中小企業と消費者を対象に、同地域で進化を続ける電子商取引について調査を行い、今後の成長を促す可能性のあるトレンドを明らかにしました。

この調査により、消費者はパーソナライゼーション、「ショッパーエンターテイメント」、決済オプションなどのイノベーションを求め、体験を向上させながら、新しいブランドの発見や購買の利便性を高めることを望んでいることが明らかになりました。

「新型コロナは私たちのライフスタイルを加速させ、あらゆる層でオンラインショッピングが常態化し、もう後戻りはできない、という軸足まで持ってきました。」と、フェデックス エクスプレスのAPAC&AMEA地域担当社長のカワル・プリートは述べています。

この調査によると、インド、中国、日本、韓国といった世界最大の電子商取引市場を含むAPACでは、この地域の人口の57%がオンラインで買い物をするため、電子商取引による売上は今年2兆900億ドルに達する見込みです。

また、インド、マレーシア、フィリピン、ベトナムの中小企業は、電子商取引が小売売上高全体の6%未満にとどまっているものの、今後3年間の電子商取引の成長について、最も楽観的な見方をしています。

中小企業も消費者も、eコマースの利用において成熟しつつあり、両グループとも、パンデミックがひきおこしたEC活用は今後も続くという点で一致しています。

しかし、より多くの消費者がオンデマンド経済に参加し、出荷量の増加がオンライン小売業者にプレッシャーを与える中、顧客サービスの質の維持は極めて重要です。今回の調査データでは、中小企業が自社の電子商取引での顧客体験をどう評価しているか、消費者がどう見ているかに10%もの大きな隔たりがあることが明らかになっています。

最も大きなギャップは、効率的な返品サービスの提供(13%)とカスタマーサポートへのアクセス(11%)に現れています。

この傾向はマレーシア、フィリピン、シンガポールで顕著になっており、これら3市場の中小企業が消費者の期待に応えるには、相当なレベルアップが必要であることを示しています。

参考:APAC optimistic on e-commerce growth

まとめ

東南アジアと聞くと、世代によってはベトナム戦争やポル・ポトの虐殺や90年代の内戦、日系企業の重役の誘拐事件など、80年代~90年代のニュースで見た映像のまま、あれから20年以上経っているのに、まったくアップデートせず見下している人がチラホラいますが、いまにそんな東南アジアにも日本は抜かれますよ。いまの東南アジアの人たちは自信にみなぎっています。

また、シンガポールしか視野にない人も多いですが、弊社のインターンやオフショアで働くスタッフの生の声を聞くと、ベトナム、マレーシア、フィリピンなども(もう少し時間は必要ですが)これからは有望株だなと思います。

「もう少し時間がかかるのは困る、今すぐなんだ」という声も聞こえてきますが、えてしてそういう日本企業に限って決断が遅く、結局まともに動き出すのに1~2年も費やしていたりします。繰り返しますが、ECは早く動いたモン勝ちのシビアな世界です。今のうちに誰も手を付けていない地域に進出し、みんなが気づいた頃には痩せた土地しか残さないという戦略も必要ではないかと思います。なんでも横並びではダメな世界です。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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