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アメリカのソーシャルコマースは完全に中国に出遅れているが・・・

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

中国のECといえば、自社通販サイトより、ECモールだけで完結し、ライバルだらけの中で目立つにはインフルエンサーを利用したり、自らがナビゲーターとしてライブストリーミングで宣伝するやり方が主流です。この盛り上がりに日本企業の多くは気後れしてしまってついていけておらず、かけたうちには入らないコストで失敗する例が続出しています(とにかく中国はカネがかかります)。

今回紹介する記事も触れていますが、欧米や日本は黒電話、プッシュホン、FAX、パソコン(インターネット回線も電話回線、ISBN、ADSL、光ファイバー)PHS、フィーチャーフォン、スマートフォンと段階的に技術の成長とともに来ました(それゆえに、このどこかの段階で満足してしまう人もいるため、社会全体としてITリテラシーが上がらない要因にもなっていますが)。しかし、中国はいきなり、ほぼ発展し尽くしたインターネットやスマホが一気に津波のように押し寄せたため、同質的に進んでしまっています。これが、日本企業が中国の勢いについていけない要因のひとつです。

そんなわけで、ECに関して、特にスマホ、SNSを用いたECは中国が進んでおり、欧米がその後塵を拝している格好になっています。しかし、それで黙って見ている欧米ではありません。これから欧米圏発のソーシャルコマースが生まれる予感がします。


ソーシャル・コマースとは、ソーシャル・プラットフォーム上で直接購入したり、ソーシャル・ネットワーク上のリンクをクリックして、すぐに購入できる小売業者の商品ページに移動したりすることで注文する商品やサービスを含むと定義しています。

世界で最も先進的なソーシャルコマース市場は中国であり、2021年のソーシャルコマースの売上高は前年比35.5%増の3,632.6億ドルに達し、2018年の3倍以上になると予測しています。これらの売上高は、今年のeコマース総売上高の13.1%を占めることになります。

一方、米国のソーシャルコマースの売上高は360.9億ドルに達し、米国のeコマースの売上高の4.3%を占めているが、中国の10分の1にも満たない。

今日、米国の市場は小規模ではあるが、急速に成長している。問題は、米国が中国のソーシャル・コマースの進化にどこまで近づけるかということである。私たちは、ソーシャル・コマースが米国における e コマースの成長の重要な源となり、中国がそのロードマップを提供していると考えている。一方で、米国のソーシャル・コマース市場が近い将来、中国と似たようなものになると予想するのは非現実的です。

ベンチャーキャピタルのゲルトVCのターナー・ノバックは「中国はユニークです。アメリカでは、ラジオからテレビ、パソコンからスマートフォンへと変化していきました。一方、中国では、インターネットすらない状態から、突然、誰もがスマートフォンをポケットに入れている状態になったのです」。

急速なインフラ整備とそれに伴うスマートフォンの普及により、中国の多くの農村部では近年、インターネットが利用できるようになりました。実際、中国のソーシャルコマース・プラットフォーム「Pinduoduo」を史上最も急成長しているeコマース・サイトに成長させたのは、農家の人々でした。このプラットフォームは、設立からわずか5年後の2020年には、eコマースの売上高が2,517億6,000万ドルに達しています。グループ購入サイトは、農村部の消費者がソーシャルメディアを利用して他の購入者を集めて大量割引を行うことで人気を博しました。

Pinduoduo の急成長は、中国では主要なソーシャルメディア・プラットフォームである WeChat(微信)のおかげで人気の高い商取引先としての役割を果たしています。ミニ・プログラムと呼ばれる軽量なアプリ機能を利用して、売り手がプラットフォーム上に仮想店舗を構えるのを支援することで、WeChatは電子商取引のワンストップ・ショップとして機能しています。

WeChatが米国のソーシャルメディア企業のソーシャルコマース戦略のモデルであることが明らかになったとテック系出版物『The Information』の創刊者で編集長のジェシカ・レッシンは、2015年に主張した。Facebookのマーク・ザッカーバーグは2019年に「4年前にジェシカのアドバイスを聞いてさえいれば」後悔のコメントを残したようだ。

参考:US social commerce is following in China’s footsteps


記事は上記のように、中国のやり方を追随しなかったことで大きく水を開けられ、それに対する反省の弁的なニュアンスも感じ取れますが、黙って終わるエリアではないので、なにか挽回策を打ち出してくるでしょう。特に記事中で太字でにした「一方で、米国のソーシャル・コマース市場が近い将来、中国と似たようなものになると予想するのは非現実的です。」の部分に期待が持てます。中国がリードしているからと言って中国のやり方を真似るのが現実的だとは思わないというコメントには力強さを感じます。

しかし、いずれにしてもSNSにかける時間が短く、SNSを始めても長続きしない日本企業はこのままでは中国・東南アジアにせよ、欧米にせよ成功する企業はほんの僅かという感じが、今の感じだとしてしまいます。

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Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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