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越境ECブログ

越境EC=一社でするもの?

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

越境ECのコンサルタントをやっていると、これまでの日本の中での常識にとらわれたままの視野の狭くなった人を多く見ます。長いことそうした世界で慣れてしまうと「こうあるべき」「こうでなければならない」という「べき論」にとらわれてしまいます。

たとえば、越境ECは絶対に「我が社」でするものなのでしょうか?

私はそうは思いません。仲間を募って数社でひとつの越境ECサイトを運営したっていいはずです。
たとえば、一社だけでは商品力がない、商品数が少ない、商品の知名度や売り手の認知度が低いという時に、一社で数百万円も予算を投じてもなかなか回収できないでしょう。
それならば、複数社でチームを組み(コンソーシアムを組む)、協力して役割分担しながらひとつの越境ECサイトを運営しても良いのではないかと思います。

コンソーシアムを組むメリットは、

  • 1社あたりの導入コストが大きく下がる(商材バランス・売上・利益の分配は皆様の中で独自にルールをお決めください)
  • 商材の幅が適度に広がり、滞在時間も延び、客にとっても魅力あるECサイトになる
  • 越境ECサイトには各参加社のロゴを入れられるので、メンバー企業を1ブランドとしてPRできる

ということが挙げられます。

また、コンソーシアムの組み方にもいくつかあります。下図のように参加企業だけで構成し、その中のどこか1社が幹事社となって運営する1型と、参加企業以外に第三者的立場で参加企業を俯瞰的にみてコントロールする企業、または人物を代表にして運営する2型があります。これはどちらでも良いと思います。

地域商社という考え方にも非常に近いものですが、では地域商社を建てるべきでしょうか?
私は、補助金を狙いに行くということでもないかぎりは、コストや設立手続きに時間がかかる地域商社を無理して設立しなくてもいいと思います。こうしたコンソーシアムは任意団体としていくらでも作れます。越境ECはスピードが命です。

一社では予算が厳しい。一社だけではブランディングが弱い、こうしたお悩みがある場合、チームを組んだほうが強みが出ることがあります。また想像していなかった相乗効果が生まれる可能性もあります。導入コストが大幅に下がります。コロナ禍で打てる唯一と言っていいほどの対策である越境ECでコンソーシアムを是非ご検討ください。

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ジェイグラブは、越境ECの成功に必要なすべてのサービスをワンストップ・伴走型で提供しています。越境ECでお困りの方は、ぜひジェイグラブまでご相談ください。

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Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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