こんにちは。ジェイグラブの横川です。
以前から話には出ていたツイッター・コマースがついに最終局面に入ったようです。本来はこのクリスマスに合わせたかったようですが、いまのところ最終的な実験と次の実験フェーズに入っているようです。
すでにアメリカの一部の企業を対象にサービスは行われているようで、近いうちに完全公開されるでしょう。とにかく越境ECとの親和性で言えば抜群にいいのがソーシャルメディア。しっかりこのニュースはフォローしておきましょう。
Twitterコマース様々なショッピング実験が次のステージに迫る
人はツイートで買い物に前向きになるのか?
Twitter社は、様々な新しいショッピングツールを開発しており、最終的には、アプリ内のビジネスプロファイルに関連付けられた、ストリーム内の商品リストを直接提供し、Twitterユーザーは、アプリ内でツイートされたコンテンツから直接、商品リストを保存したり、購入したりすることができるようになります。
この点に関する最新の進展は、ユーザープロファイルに新たな「購入」タブが追加されたことにあります。このタブは現在、一部のスーパーフォロワーオプションの開始と連動しており、アプリ内で購入した購読料やデジタルチケットを表示していますが、さらにTwitterの広範なEコマースの試みと連動して、商品購入の一覧表示の可能性も示唆しています。
現在、Twitterの商品リストはいくつかの面で開発されています。まず、プロフェッショナルプロフィール用の新しい商品表示パネルがあり、Twitterは現在、米国の少数の企業を対象に7月に新しいShopモジュールのライブテストを開始しました。
さらに、Twitter社は、ツイート内での製品表示をテストしており、ツイート活動から直接的な反応を得るための別の方法を提供しています。
しかし、Twitter社が製品の革新を加速させる一方で、Eコマースへの移行には時間がかかります。
理想を言えば、Twitter社はホリデーシーズンのショッピングラッシュに先駆けてこれらの新しいオプションをリリースしたいと考えるでしょうが、クリスマスまで112日しかなく、特にSuper Follows、Twitter Blue、Ticketed Spaces、その他の支払いオプションのテストを同時に行っているため、その可能性はますます低くなっています。
しかし、それは近づいています。これらのテストからも、ツイートコマースの基盤が整いつつあることがわかります。
もうすぐ、本当にツイートで買い物ができるようになり、ブランドにとっては商品の露出を増やすことができ、Twitterユーザーにとっては商品発表やセールのツイートからすぐに買い物ができるようになります。
それがTwitter社に有効なのか?一概には言えませんが、過去の調査によると、Twitterユーザーの約74%が、商品の最新ニュースや変更情報を得るために、アプリ内のブランドをフォローしています。
Twitter社は、収益化と利用の可能性を最大限に高める方法を模索しており、今回の実験で次のステップに進むことは理にかなっていると思います。まだまだですが、これからです。これも、今後のツイート計画の重要な要素になるでしょう。
参考:Twitter Commerce is Coming, with its Various Shopping Experiments Closing in on the Next Stage
終わりに
SNSのタイムラインで流れてくる商品情報に影響受けて買い物したことがあるという経験者は日本では1割にも満たないんですが、東南アジアで30%、欧米では60~70%近くいます。それだけ影響力があるツールです。無視せずガンガン力を入れましょう!
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