こんにちは。ジェイグラブの横川です。
海外市場に打って出るときの悩みのタネは、どうやって集客するか、どうやって認知してもらうかでしょう。
それほどコストもかからずにできるものとしてはソーシャルメディアがあります。ただし、ちゃんと情報発信をしてコミュニティづくりを頑張らなければ結果はついてきません。
そうした手間をかけたくないというのであれば、大金を用意して、広告代理店やS級ランクのインフルエンサーに頼んでください。
世の中そんなに都合良くはできていません。お金をかけたくないなら手間を惜しむな。手間をかけたくないなら金を使え。これしかありません。どっちも嫌なら、・・・分かりますよね。それが現実です。
今回はソーシャルメディアごとにどういう違いがあるのかをチャートで示した記事がありましたので、それを紹介いたします。
ソーシャルメディアが世界のeコマースの収益に与える影響は、プラットフォームによって異なります。
Pinterest(ピンタレスト)ユーザーのほぼ半数がサイトで買い物をしています。また、Pinterestユーザーの平均注文額は154ドルと、他のソーシャルメディアと比較して最も高くなっています。SnapchatとTwitterのユーザーは10%未満がECサイトで商品やサービスの買い物をしています。 さらに、SnapchatやTwitterユーザーのeコマースに関する平均会話率は約1%です。Pinterestは3%です。
ソーシャルメディアのユーザーの流入から潜在的な e コマースの総収入を知るには、各プラットフォームの包括的な見解が必要です。
(左から)
商品を購入するユーザーの割合
ユーザー数の合計
平均的な転換率
平均的な注文値
想定される潜在的収益
このアプローチを取ると、Facebookはこの式を適用することで、全体的に最も高い収益の可能性を持っています。
しかし、ソーシャルメディアの価値はブランド認知度を上げるためのツールであって、すぐに売れるものではないという意見もあるかもしれません。(しかし、実際は上記のように売れているので)その場合、ターゲット層と合致しないSNSを使っている可能性があります。
若い層にはSnapchatとInstagramが最適で、Snapchatは男女比がよりバランスよくなっています。Pinterestは18歳から64歳までの女性が主に利用しています。対照的にTwitterは、ほとんどが男性ユーザーです。Facebookのユーザーは男女問わず、すべての年齢層が含まれています。
参考:Charts: Social Media’s Impact on Ecommerce Revenue
日本ではユーザーの少ないPinterestが以外にも注目株でした。Pinterestは日本語で始められますから気になった方は検討してみてください。
なお、先日のブログ「中国がeコマースを支配する」でも書いたのですが、意外なことに中国では――アメリカ企業のサービスであるにもかかわらず――Pinterest(ピンタレスト)が人気のソーシャルサイトのひとつであり、SNSユーザーの45%を占めているというデータもあります。