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Shopify(ショッピファイ)、2020年急成長

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

コロナ禍がスタートしたのは、昨年のほぼ今頃。この感染症がどうなるか先行きがなかなか読めない状況でした。
しかし、海外では、ロックダウンが行われた春から初夏にかけて多くがEC化を本格的に検討し始め、結果を出し始める事業者も出ていました。日本の場合、海外より感染症の感染者数や死亡者数が緩やかだったことから、海外より危機感が薄かった可能性もありますが、Shopify(ショッピファイ)を検討し始める問い合わせが増えたのは、世界より1年遅れて今年に入ってからという印象があります。

先週あたりから国内でも日本語の記事が出てきましたが、Shopifyは、2019年と比べると2倍以上の急成長をしました。アメリカではECで1位を走るAmazonに迫っています。
日本語の記事はこちらにありますのでご覧ください(参考:Shopify、2020年売上高は驚異の「86%増」。ECシェアは米国2位“巨人”アマゾンの4分の1規模に

また、海外では2021年のShopifyの成長は鈍るだろうと予測する記事が多く目に付きますが、それは昨年急成長したわけですから、それと比較すれば鈍って見えるのは当たり前です。おそらくコロナ禍は完全に落ち着くことはないでしょうから、まだまだShopifyは今年も来年も成長トレンドに乗っていることでしょう。

ところで、この現象について少し興味深い記事もありました。
それはウォールストリート・ジャーナルの記事です。記事によると、コロナ禍でShopifyはたしかに急成長したが、個人による開店や小規模中規模事業者のスタートアップが非常に多いということです。そしてこんな見出しをつけていました「Americans are opening online stores during Covid-19 pandemic, but many startups fail(アメリカ人は新型コロナによってオンラインショップを始めたが、その多くのスタートアップは失敗する)」。

正直言って、そのとおりだと思います。ECは店を作ることが目的ではありません。きれいに見せることも目的ではありません。身もふたもないことを言えば、金を稼ぐこと以外は目的ではありません。作ることより作ったあとのが大切ですし、デザインなど二の次で結構。システム的に少々不便でもエンドユーザーに不快な思いをさせておらず、自分たちがちょっと不便というのは全く問題ではありません。お金を稼げているわけですから。

問題は開店後どうすればいいか?です。そのノウハウが無く困る人が増えてきています。そうしたアドバイス、コンサルティング、コーチングをしっかりしてくれるパートナーを探しましょう(ジェイグラブはそれが可能です)。なお、開店したら数ヶ月もすれば結果が出る・売れると考えるのは「20年前の脳」です。アメリカ人がAmazonを使って恒常的な黒字体質にするのに1~2年かかると言われています。今はそんな簡単ではありません。英語でも「Shiny-object syndrome(キラキラ目標症候群)」と呼ばれ、嘲笑の対象です。腰を落ち着けて時間をかけて行きましょう。

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Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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