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越境ECブログ

Shopify(ショッピファイ)が変えようとするeコマースとは

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

Shopify(ショッピファイ)がいかにしてeコマースの風景を変えようとしているのかという記事がアメリカのフォーブスにアップされていました。
新型コロナでオンラインショッピング(電子商取引、EC)が伸び、とりわけShopifyが急成長し、CEOが「Amazon(アマゾン)は帝国だ。我々はその帝国の反乱軍である」と発言したとか、そうしたことはこれまでに何度か弊社のブログでも紹介いたしました。記事も前半はそうした内容のサマリーなので、そのへんはカットし、記事後半の2021年のECで取ったほうが良い戦略集をご紹介いたします。


ShopifyはどのようにしてEコマースの世界を変えようとしているのか

2021年、Eコマースの競争は激化する

新型コロナが世界中の経済を混乱させ、小売売上高が崩壊する中、eコマースは2020年に前例のないレベルで成長しました。米国商務省によると、2010年から2019年までの9年間でeコマースの成長率はほぼ毎年8%だったが、2020年はたった数ヶ月で5%も加速した。

多くの人がオンラインショッピングに慣れ親しむようになり、この傾向は今後も確実に続いていくと考えられ、実際、最近の調査によると、72%の消費者が2021年は昨年以上にオンラインショッピングをすると回答しています。

eコマースが成長を続ける中、競争は激化し、小売業者はそれに対応できるように賢く戦略を練らなければならないだろう。

価格設定はやはり重要

消費者が購入の意思決定をする際に、複数のデータ、ウェブサイト、検索エンジンにアクセスします。米国の買い物客1,000人を対象に行った調査によると、94%の買い物客がオンラインで購入する際には、少なくとも一度は価格を比較しています。さらに、不況と世界的な大流行が雇用に影響を与え、不安定な経済環境を作り出しているため、買い物客はこれまで以上に価格に敏感になり、オンラインで商品を購入する前に、より良い価格設定のオプションを探しています。このため、価格設定は買い物客をロイヤルカスタマーに変える上で重要な役割を果たします。単なる商品の差別化はもはや通用せず、Shopifyを含むEコマースプラットフォームの小売業者は、顧客獲得とロイヤルティの競争に勝つために、価格戦略を見直さなければならないでしょう。

Eコマースの世界は今後も進化を続けるでしょうが、買い物客の比較対象であること、そして買い物に最適な価格を見つけようとする買い手の探求心は決して変わることはありません。

2021年、成功させるための方法

2021年は、パンデミックによってもたらされたショッピング嗜好や消費者行動の混乱を受けて、小売業にとって変革の年になると予想されています。要求の高い買い物客を取り込むためには、キュレーションされた、統一された、パーソナライズされた体験が必要になるでしょう。変化する小売業の状況と消費者の需要に適応するためには、以下のベストプラクティスに従うことが必要です(註:筆者はこれら全てを検討しろというのではなく、どれかひとつは検討したほうが良いと行ったニュアンスで書いています)

1. オムニチャネル・ビジネス・アプローチ(リアルとネットの融合戦略)を採用する。

2. 自動化されたサプライチェーンと配送ソリューションに投資して、より迅速でオンタイムのオペレーションを実現する。

3. 消費者データを分析し、データを元にした戦略に力を入れる。

4. 24時間体制のカスタマーサポートと迅速な問い合わせ体制を提供する。

5. 顧客を維持するための優れたロイヤルティプログラムを実行する。

6. 高い顧客満足度と検索エンジンでの上位表示のために、魅力的なコンテンツとビジュアルを作成する。

7. 競争力を維持するために、スマートで柔軟な品揃えと価格戦略を展開する。

8. 顧客の声に耳を傾け、顧客満足度を確保するために彼らの変化するニーズに適応する。

Shopifyが小売業者にとってよりよい環境の構築に向けて努力しているとはいえ、小売業者もEコマースの競争に生き残るために技術的な検討と消費者の洞察力で武装することが求められています。

参考:How Shopify Is Shifting The E-Commerce Landscape (forbes)


私達のコンサルティングでも、記事にある、3,5,6,8などは日頃から強調しています。
ジェイグラブがセミナーやコンサルティングで語っているテーマとほぼ一緒ですね。

重要なのは、運営者がどこまで具体的に考えているかです。
それは計画だけでなく、悩みもそうです。どこまで具体的に将来設計しているか、どこまで具体的な悩みを持っているかです。そうでなければ手助けのしようもないからです。

たとえば、
「将来、この仕事に就きたくて資格の勉強をしていますが、どういった本から読めばいいでしょうか」
なら、具体的な手助けができますが、

「明日からの人生、どうしたらいいでしょうか」
と言われても、カウンセラーではないので、「知るか、甘ったれるな。自分の人生くらい自分で考えろ」となってしまいませんか?結局本人の本気度が重要です。
お悩みも具体的であればなにか助けることはできます。

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Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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