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ドイツ梱包法により、ドイツ販売にはLUCID包装登録が必須に!

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

ジェイグラブでは、4月18日にすでに当ブログでご案内済みですが、ドイツ梱包法に関する、海外ECモールの見解が揃いましたので、追報としてお知らせします。

日本からドイツへ発送する可能性がある場合はドイツ梱包法のLUCID登録が必要になるのですが、あまりにも英語圏外の外国人に不親切な状態でしたので、4月時点では「イーベイ・ジャパンから何らかの発表があるでしょうから、それまではしばらく静観と行きましょう。」と書いておりました。そしてついにその見解が出ましたので、お知らせします。


イーベイジャパンの結論

イーベイ・ジャパンとしては、ドイツ包装法LUCID包装登録に登録してくださいということでした(義務務付けられるため)。
https://lucid.verpackungsregister.org/

イーベイ(アメリカ)の対策

イーベイの本社のある、アメリカでは以下のページが公開されております。

The German Packaging Act for business sellers

この改正によって、2022年7月1日からは、イーベイやエツィーなどのマーケットプレイスは、世界中の販売者が有効な登録番号を保持していることを確認しなければならず、登録がないとドイツへの販売を制限されます。

なお、イーベイ(米)のページでは、Lizenzeroと提携し、Interseroh+システムを通じて、販売者がパッケージのデジタルライセンスを取得できるようにしました。Lizenzeroは、販売者のためのプロセスを合理化し、コンプライアンスに必要な3つのステップを簡単に遵守できるようにしました。

  • ライセンス取得
  • 登録
  • データ報告

また、イーベイの出品者は、今回のLizenzeroとの提携により、5%の割引を受けることができます。

パッケージのライセンスを取得する方法、なぜライセンスが必要なのか、eBayでの販売に適用されるこの新しい法律に関するその他の質問については、こちらのLizenzeroのサイト(英語)をご覧ください。

このプロセスを完了しないeBayセラーは、2022年7月1日以降、ドイツへの販売が制限されます。

登録は必要か?

ドイツへの販売を計画している場合、答えは「YES」です。一度の販売でも登録が必要です。

イーベイとエツィーが提供する情報によると、売り手がLUCID登録の証明を提出しなかった場合、両マーケットプレイスはドイツへの注文を自動的にブロックします。

登録時にVAT番号の入力を求められたが、持っていないという場合

※この点において、イーベイ・ジャパンからは回答がありませんので、改めて確認してまいります。この段落の文章はアメリカ人向けの内容です。

ZSVRが提供するFAQ文書では、VAT番号の代わりに「国税番号」を使用することも可能であると述べています。個人事業主として活動している米国の販売者の場合、それは社会保障番号を意味することになります。

ドイツのデータ保護法は世界で最も厳しいものの1つですが、社会保障番号の提供は、それにかかわらず、ここでは最良の提案ではないかもしれません。

個人事業主は、IRSに無料のEIN番号を申請することを検討すべきです。これにより、ビジネスの財務と個人の財務がさらに分離されますが、確定申告の方法も変わります。しかし、その場合、税金の申告方法も変わってきますので、その前に会計士に相談されることをお勧めします。

なぜイーベイやエツィーがすべてのセラーの代わりをできないのか?

販売額や申告額に基づくVAT税制とは異なり、イーベイやエツィーはセラーの梱包について何も知りません。

ドイツ包装法では、生産者に全責任があり、国際的な販売者が使用する輸送資材も含まれるようになりました。この新しい規制に従わない場合、最高で20万ユーロの高額な罰金が科せられる可能性があります。

注文を自ら履行しないマーケットプレイスでは、販売者が使用する梱包材を監視・証明する方法がなく、この法律はこの事実を認めています。ドイツの規制では、マーケットプレイスは販売者から有効なEPR登録番号を確実に取得する責任を負うのみとなっています。

ECマーケットプレイスではなく、自社ECサイトから販売する場合はどうすればよいか?

この新しい規制は、マーケットプレイスや自社ECサイトを通じて販売しているかに拘わらず、すべての売り手に影響を与えます。

準拠する方法はいくつかありますが、まずはZSVRの公式ウェブサイト(英語)から、ドイツパッケージ法の要件について学ぶことをお勧めします。

また、持続可能なeコマースコンサルティング会社であるEcosistantのブログ(英語)では、要件とドイツの規制がB2B販売にどのように影響するかを少し掘り下げて説明しています。

参考:eBay and Etsy Sellers Globally Face New German Package Act Compliance by July 1


おわりに

ドイツはイーベイでもアマゾンでもヨーロッパの中ではイギリスと並んでECが活発で、売上が期待できる地域です。ここを塞がれると厳しくなるセラーもいると思います。ドイツに販売する可能性がある場合はこの梱包法LUCID登録はしておきましょう。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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