こんにちは。ジェイグラブの横川です。
セミナーでしつこく言っていることの一つに、「ECは自動販売機でない」というのがあります。ECがもの珍しく、新しもの好きしか飛びついていなかった20年前であれば、何をやっても売れました。しかし、もはやショッピングサイトを構築したり、ECモールに出品しただけで、数ヶ月以内に「儲かって儲かって仕方ない」などという状況を生み出すことは皆無です。
そう言っていても、頭のどこかにそうした思いに支配されている人がいますが、そうした人ほど失敗しています。実際、ちゃんと結果が出るまでは1年は見たほうがいいでしょう(中国専門家に言わせると、中国は大金を用意して2~3年は我慢しないと無理だそうです)。
予想できなかったこの1年が、今後どういう方向に向かうのか、WebsiteBuilderExpertがわかりやすい図でまとめていますので、ご覧ください。
eコマース統計とトレンド2020
eコマースは2020年に大規模に増加しています。新型コロナの大流行により、実店舗からデジタルショッピングへのシフトが約5年分加速したとの試算もあります。
もちろん、時間の経過とともに、より多くの人々がオンラインショッピングをするようになったでしょうが、これを遠い未来のことと考えていた企業にとっては、eコマースへの移行を再評価し、自社のアプローチを分析することを余儀なくされています。
では、2020年のeコマースへのシフトはどれほど重要なものであり、将来的には何が期待できるのでしょうか?ここに主要なeコマースの洞察とトレンドに関する新しいガイドをまとめ、この新しいグラフィックにも凝縮しました。ここにはいくつかの重要な統計やポイントが含まれています。
参考:eCommerce Statistics and Trends 2020 [Infographic]
このようにしてみると、戦略も立てやすいでしょうし、思い込みから解放された方もいるかも知れません。