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eBay(イーベイ)、Amazon(アマゾン)、Shopify(ショッピファイ)でとばっちりを受けることも

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

日本ほど同質性の高い社会はなかなかないので、越境ECをやっているといろんな人がいるというのをいやというほど知ることになります。
他人は他人、自分は自分と割り切って仕事するのが基本ですが、時に真面目にやっていただけなのに不利な状況になったり、納得し難いルール変更を押し付けられることがあります。そういう時はたいてい派手に悪さを働いた連中がいたために起きることが多いです。真面目にやってた側からすればいい迷惑です。

そんな時はどうすればいいか?
どうしようもありません。
しかし、なんか嫌な変化が起きそうだぞという予兆は薄っすらと見えるときがあります。今回もそうした兆候のような現象を伝えるニュースがありますので、何かあっても狼狽しない心の準備はしておきましょう。


何千人もの詐欺師がShopifyで販売している

フィナンシャル・タイムズが報じたニュースです。記事によればShopify(ショッピファイ)で作られているECサイトの21%は買い手にとって大きなリスク(偽造品販売で消費者を騙す)になると言われています。

Shopifyは、ロックダウンなどが影響して、オンライン販売に注目が集まり、迅速に開始することのできるツールとして利用者が殺到し、パンデミック中の勝利企業のひとつとなっています。

しかし、詐欺師たちも同様に機敏な動きを見せ、インターネット認証サービスのFakeSpotによると、いくつかのショップは、実際に商品を提供する意図がなく、個人情報を収集するための隠れ蓑になっているようだと述べています。また、ブランド侵害や極端に質の悪い顧客サービスなど、他にも様々な問題を指摘しています。

「Shopifyの成長に伴い、この問題について真剣に取り組まなければならない時期が来ている」とFakeSpotの最高経営責任者Saoud Khalifah氏は述べています。なお、彼らが発見した店舗の多くは、米国の中小企業を装った中国人のようだとも説明しています。

Shopifyの広報担当者は、サービスがEC全体の問題として受け止めていることを表明しているが、セキュリティ上の理由として、ビジネスが行われる場所を確認するためのプロセスを共有はしないとも言っています。

「我々はそうしたことあることは認識しています。どんなに少数であっても当社のサービスが悪用される可能性があり、我々はこの問題を真剣に受け止めています」 と広報担当者は述べ、同社は問題に対処するために複数の対策チームを作ったそうです。

「今日までに、我々は何千もの店を終了させ、日常的に詐欺やその他のポリシーに違反する活動に対処するための新しい措置を実装しています。これらの問題は E コマース業界全体の課題ですが、Shopify は解決策の一部になることを約束します。」

フィナンシャル・タイムズの指摘を受け、Shopifyは2つのサイトを停止した。その中には、高級ブランド「シュプリーム」や「ルイ・ヴィトン」の製品を模倣した偽造品を販売していると思われるサイトなどがあったとのこと。以前に購入したことのあるユーザーは第三者のサイトにレビューを残しており、注文を履行していないと非難していたようです。こうしたサイトのオーナーはコメントをしていません。

アンチ・アマゾンとも称されているShopifyは、激戦区であるAmazon(アマゾン)で競争するのではなく、小売業者自身のウェブサイト上で在庫管理、安全な支払い機能を提供しており、2020年3月以降、Shopifyの価値は3倍以上になり、時価総額は現在約1400億米ドルに達しています。しかし、ネガティブなレビューや返品の割合が高いとすぐにセラー・ランクが下がったり、問答無用で削除したりするAmazonとは異なり、Shopifyは、顧客の不満が明確に見えることなく運営できてしまいます。

アマゾン、eBay(イーベイ)や他のマーケットプレイスでの偽造品対策が強化されたことで、詐欺師は他のプラットフォームへの移動するようになり、結果的にShopifyに「成長痛」を与えていると述べています。
参考:Thousands of fraudsters are selling via Shopify, analysis finds (Financial Times)

eBayやAmazonでのあるものの買い物にFDAが警告

FDA(米国の厚生労働省のような組織)は、eBayやAmazonで販売されている50近くの栄養補助食品を使用しないように消費者に警告をしました。FDAは、とりわけ男性機能強化や、ダイエットなどを謳う商品に重要な健康リスクをもたらす可能性がある成分が含まれていることがわかったためと述べています。

FDAは、AmazonとeBayでこれらの製品を購入し、テストした結果、医師の処方薬でのみ使用される成分を含みながら、それについてラベルに記載していないものがあることがわかったと発表しました。これらの製品は重篤な副作用を引き起こす可能性があり、また、消費者が日頃服用している薬や栄養補助食品と悪い作用を引き起こす可能性があるとも話しています。

FDAは、過去にもこうした問題についてAmazonやeBayなどと議論してきましたが、モールがこれらの詐欺的で潜在的に危険な製品から消費者を保護できるように働きかけ、より多くのことができると信じていると、ドナルド・D・アシュリーFDA医薬品評価研究センターのコンプライアンスオフィス・ディレクターは述べています。

参考:FDA Issues Warning after Shopping on eBay and Amazon


この2つの記事から、――場合によって、ですが――嫌な予感を受けるのです。
詐欺的行為を働く売り手が増えているということから、Shopifyは消費者保護の観点から対策を打たざるを得ず、そうなると、Amazon並の非常に厳しいルールを課してくるというようなことが起きないとも限らない、とか。eBayやAmazonで医薬品関連のルールを逸脱した製品が増えていくと、そうした健食系アイテムの出品は非常にハードルが高くなっていくなどが考えられるのです。
越境ECでは、他人の悪事のせいで活動しにくくなるということが時折起きます。そうしてルールが厳しくなるとすると、ルールが厳しくならないうちにやってて良かったということになるのです。そういう意味でも早めの決断、早めの行動が重要です。

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Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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