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越境ECブログ

越境ECで販売する商品の写真を撮影する時のポイント

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

ドツボにハマる企業の特徴は、「余計なところにこだわる担当者がいる」です。よくあるケースとしては、サイトのデザインやレイアウトにこだわりまくってオープンが遠のくパターンです。日本の企業文化として「細かいところに気づく人=仕事ができる(企業としてチャレンジをするときには、思い切りブレーキ役になるケースが多いのですが^^;)」というわかりやすい誤解があるような気がします。しかし今やサイトの骨組みを決めるスクリプト類は全体の5%もないほどで、サイトの良し悪しは画像や動画で決まっています(参照:「越境ECでコンバージョンを上げるデザインとは」)。

つまり、今は、売上の上がる良いサイトが欲しければ、腕のいいWEBデザイナーを雇うよりも、写真撮影の腕を上げたほうが近道なのです。もし、売上の良し悪しがWEBデザインで決まるなら、なぜECセミナーの講師にWEBデザイナーがいないのでしょうか?この事ひとつでもデザインより重要な要素が他にあるということに気づくべきです。

商品撮影のポイント

もしeコマースビジネスを行うのなら、プロフェッショナルな商品写真は成功に欠かせないものとなるでしょう。商品がうまく撮影されていなければ、顧客は商品を買おうとは思いません。人は、目に見えるものから判断します。もし、商品の写真がうまく撮れていなければ、消費者は、あなたを怠慢な人だと思うでしょう。どちらせよ、消費者が安心して御社のEコマースストアから購入することはありません。

しかし、ありがたいことに、プロフェッショナルな商品写真を撮影するのは難しいことではありません。この記事では、商品写真を魅力的に、そして何よりもプロフェッショナルに見せるための方法をご紹介します。

プロフェッショナル・エージェンシー

お店の写真をプロフェッショナルなものにする最も簡単な方法のひとつは、プロの写真家や事務所に依頼して商品の撮影を代行してもらうことです。多くの場合、商品をメールで送ってくれるので、スタジオに出向く必要がありません。メールしてもらえるということは、遠方にいる人とも取引できるということです。撮影代理者に頼む前に、質の高いサービスを提供していることを確認するために、レビューなどを読みましょう。

白背景

自分で写真を撮影する場合、まず考慮しなければならないのは、写真の背景です。多くの場合、背景は白が最適です(製品が白でないかぎり、背景は明るい色にした方がよいでしょう)。白色でない製品の背景として白が適している理由は、製品の特徴をすべて見せることができ、製品のパッケージの文字が見やすくなるからです。商品のパッケージに文字がある場合は、消費者が拡大して読めるように、高画質のカメラで撮影した鮮明な写真を使用するようにしましょう。

適切な照明

照明も背景と同じように重要です。照明が悪いと、消費者はその商品をよく見ることができません。照明が悪いと、消費者は自分が何を買っているのかわからなくなり、他の店で買い物をすることになりかねません。ファッションアイテムや美容製品を販売している場合は、良い照明が特に重要です。高価な照明器具は必要ありませんが、あると便利です。照明器具の代わりに、複数の携帯電話のライトを一度に使用するという方法もあります。

角度違い

商品を撮影する場合、必ずいろいろな角度から撮影する必要があります。とはいえ、美容製品を販売する場合は、さまざまなアングルから写真を撮る必要はありません。このような商品は、商品の説明欄に記載すればよいのです。説明欄には、その商品の使用に関連するすべての情報が包括的に書かれていなければなりません。さまざまな角度から撮影する場合、製品が自立するのに十分な強度がない場合は、何かで製品を支えるようにしましょう。

一貫性のある写真

Eコマースの写真を撮影する場合、写真に一貫性を持たせることが非常に重要です。背景、アングル、ライティングは、どの写真も同じにする必要があります(モデルを雇っている場合は別です)。一貫性のある写真を撮ることで、お客様はお店のブランドについてより明確なイメージを持つことができます。また、一貫した写真は信頼を高めます。ショップが全体的に同じような写真を使っていれば、消費者から「詐欺をしようとしている」「商品をドロップシッピングしている」と思われる可能性は低くなります。

モデルを使う

最後にもうひとつ、モデルの雇用についてです。モデルを使う必要があるのは、販売する商品がファッションや美容に関連する場合が中心です。それ以外の商品でもモデルを雇うことはできますが、費用がかかるので必須ではありません。ファッションやビューティー関連の写真を撮るときにモデルを頼むのがよいのは、消費者に商品の本当の印象を知ってもらうためです。特に洋服の場合、消費者は購入する前に商品がどのように見えるかを知りたがります。モデル写真を提供しないと、顧客は御社と取引することをためらうかもしれません。

eコマースを運営するのは簡単ではありません。eコマース運営で最も難しいのが、写真撮影です。もし、複雑な撮影プロセスを自分で負担するのがキツいのであれば、ストアの商品撮影を専門のエージェンシーにアウトソーシングするのがよいでしょう。

参考:Product Photography Tips for Your Ecommerce Success

おわりに

写真だけで売れ行きを変えることができます。以前、数千円でプロのカメラマンから技の伝授を受けられる有料セミナーを開催しましたが、ほとんど集まらなかったので、今はやっていません。

数千円でプロの話を聞いて技術を手にすることもできたのですが、十数万円でプロのカメラマンに撮影してもらうプランがありますので、お気軽にお問い合わせ下さい。正直相場よりかなり安いと思います。👍

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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