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越境ECブログ

信用できる業者を探すには

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

なにごとも相性というのがありますので、弊社に依頼したものの、合わなかったということもあると思います。逆に他社と契約したものの、うまく行かずに弊社に切り替えた方というのもおられます。こういうことは特別なことではありません。

しかし、パートナーを変えるということは一からやり直しになるケースもあるため、できれば避けたいものです。そこで、失敗しない相手選びの第一歩について書いてみようと思います。

きちんと顔が見えるか

日本では人を登場させる、顔を出すというのを嫌がる人が多い傾向があります。
ソーシャルメディアでも自分の顔写真ではなく、イラストだったり、風景写真だったり、自身が写っててもすごく小さいなど、自分の顔写真じゃないものをプロフィールに使っているのは圧倒的に日本人だと言われています。海外では老若男女ほぼ自分の顔写真を使っています。顔の見えない相手は信用しづらいのに、みすみす信用構築できない方向に走ってしまうのが日本人です。

海外ビジネスを請け負いますと謳う企業がメンバーの顔出しをしていないなんて、全く海外文化に精通しているとは思えません。

ECサイトでも、欧米では会社概要だけでも約40%、プライバシーポリシーまで含めると66%が購入前に閲覧しているというデータがあります。欧米社会の基本はGive and Takeです。消費者の情報を知りたいのなら、自身のこともしっかり提供しないとなりません。

パートナー選びのヒント

ECサイトでしっかり自分のことを説明するページを閲覧する人が6割に達するため、「しっかり相手に伝えましょう」と言わないといけない越境EC構築会社やコンサルタントがロクに情報提供していないのは不安に感じたとしても当然です。以下のポイントは押さえましょう。

  • 代表者の顔がわかる 。顔だけでなく、代表者の思いなどがわかるページがあると良いと思います。
  • スタッフの顔がわかる:どんな人達がいるのかがわからないのも不安要素です。メンバーが居るように匂わせておきながら、実際は誰もいないなんてこともありえます。メンバーにどんな人がいるのか、幹部クラスは略歴があるのがベストです。海外ではこのくらいは常識です。越境ECに携わっていて、海外の常識についていけていない事業者は少し怪しんでもいいかもしれません。
    弊社の会社概要、代表者メッセージ、メンバーはこうなっています

    ※メンバーの写真があっても、WEB素材から抜いてきて、さもいろんなメンバーが居るように演出していたサイトもあったりしますので、そういうウソのページになっていないか確認する必要も重要です。

サイトのつくりをチェックする

ECの前にITです。ITに携わっているのに非常に古い技術で作成されているHPなどがあったら、これは私なら不安に感じます。例えばテキストで表現すべきところを全部画像を貼り付けて済ませていたり(SEOランクも下がるんで、そういう知識もない企業なんだろうなという判断もできます)など。


おわりに

今回は、簡単に相手の素性を確かめる方法をご紹介しました。弊社に限らず、御社にとって相性のいいパートナーが見つかりますことを願っています。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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