こんにちは。ジェイグラブの横川です。

サンクスギビングデーからサイバーマンデーを月末に控える今月は、既に本格的なホリデーシーズンに突入しており、準備万端な事業者は9月ころから対応しています。

準備に出遅れても、広告攻勢をかければまだ間に合うタイミングです。そこで、イーベイが昨年の傾向から今年のホリデーシーズンの広告ガイドを先週公開していますので、参考にしてみてください。

2023年年末商戦イーベイ広告ガイド

2023年イーベイ広告ホリデーガイドが発表されました。今年で4回目となるホリデーガイドは、イーベイが明らかにした重要な洞察とベストプラクティスのヒントを掲載し、ホリデー商戦の可能性を最大限に引き出します。

イーベイの専門家チームは、今年のホリデーガイドが消費者行動に関する最新の洞察に満ちていることを確実にするために、貴重なユーザーの感情データを収集しました。1,500人以上のイーベイバイヤーを含む3,000人以上が参加するアンケートを実施し、消費者の消費習慣、オンラインショッピングの重要性、今年のユーザーの購買に影響を与える主な要因について重要な質問を行いました。

イーベイ広告ホリデーガイドの全文（英語、PDF）はこちらからダウンロードできます。

マーケットプレイス

マーケットプレイスは、ホリデーショッピングの出発点である。これは、調査対象となった米国の消費者の大多数（71%）が、ホリデーショッピングをオンラインマーケットプレイスで始めると回答していることからも明らかです。イーベイは、ホリデーショッピングとお得な買い物の目的地トップ3に選ばれました。このマーケットプレイスには、イーベイで買い物を始めるホリデーシーズンの消費者が大勢いるためです。

広告

調査データによると、消費者の3分の1（33%）が、ホリデーシーズンに広告の影響を強く受けると回答しており、購入するプレゼントの50%以上が、広告の影響で当初購入する予定だったものと異なっている。この割合は、ミレニアル世代の消費者ではほぼ半数（47％）に達する。イーベイのセラーにとって、イーベイの消費者はホリデーシーズンに大きな影響を受けるため、しっかりとターゲットを絞った広告キャンペーンの必要性が強調されています。

トップカテゴリー

2023年のホリデーシーズンが近づくにつれ、例年のトップショッピングカテゴリーに関する消費者の検索傾向を理解することは有益であろう。データによると、例えば、毛布やひざ掛けのような装飾品は、早ければ10月頃から購入が加速し、ビデオゲームのような広く出回っている商品は、シーズン後半に購入される。

クリスマスの消費

イーベイの調査によると、昨年のホリデーギフトに予想以上の出費をした消費者は、調査対象者の10人に6人（61％）に上った。ホリデー・ギフトに加え、ホリデーの装飾品も消費者に出費過多を招き、全体の46％が装飾品に予想以上の出費をした。

消費者は、予想よりも少し贅沢をする可能性が高いが、それでも、質の高い商品を、お得な価格で買い求めるだろう。実際、半数以上（53％）の消費者が、今年のギフトの買い物に際し、コストパフォーマンスの良さを優先事項として挙げている。価格競争力を持ち、広告でリスティングの認知度を高めるタイミングと方法を戦略的に行うことは、広告費の価値を最大化する上で非常に重要です。

ホリデーシーズンにおけるイーベイの消費者の習慣や、セラーがより多くの売上を獲得するためにそれらを活用する方法については、まだまだ多くの発見があります。

参照：2023 eBay Ads Holiday Guide

おわりに

昨年もすでにインフレが進行していましたが、欧米では昨年と今年ではインフレの進行具合が半端でなく、夏頃から家賃やローンが払えないということで車中生活や路上生活者も急増しているというニュースもあります。そのため、昨年のデータを参考にしても結果が異なる可能性もありますが、それでも日本にいて外国の事情がつかみにくい日本企業にとっては非常に有用なガイドです。