こんにちは! ジェイグラブの山田です。
今回、eBay(イーベイ)ジャパンの公認コンサルタントでもある我々から、昨年から続く注意点と、今春のポイントを少しお伝えいたします。
米国、3度目の現金給付を計画
日本を含め、世界中で新型コロナのために景気が停滞してしまっています。
アメリカでは景気刺激策として上院が1.9兆ドルもの現金給付への圧力を強めていましたが、日本でもニュースになりましたが、日本時間の昨日7日に追加経済対策法案の修正が可決され、バイデン大統領の署名を経て14日には成立します。
そして今月下旬に給付開始が有力視されており、4月上旬のイースターの休日への流れを狙っているのではないでしょうか。(現金給付は9月までに完了する予定)。
ちなみに、現金給付は3度目ですから、当然前回の現金支給もあったわけです。その際は、アメリカ全体の前年比売上が大きく伸びました。今回もそれが期待できます。
しかもeBayでの日本からの販売は現在も引き続き好調で、高い成長率で推移していますので、さらに需要が大きくなると思われます。
それを見越した出品商品の増加、在庫の積み増し、そして、バイヤーにとってより魅力的な価格設定を実施頂くと、より一層の販売増加が見込めるのではと思います。
日本からアメリカへは日本郵便で送れませんが、DHL、FedEx、UPS、ECMS等のクーリエは送れます。
しかし・・・
ぼったくりは厳しい制裁が待ち受けています
eBayは、販売する商品価格に対して公正である、または妥当と考えられる価格よりも高い価格(高額な利益をのせる)で販売することを厳しく制限しています。
日本でもマスクの高額販売&転売が違法と政府に認定されることがありましたが、これは海外でも同じです。
eBayではこのため、一部のカテゴリやアイテムにおいて、認可された販売者のみが販売できる仕組みも用意していますが、越境ECの販売者が、特定のカテゴリの認定販売者になるのはなかなか難しいようです。
また、うまくタイトルや商品説明を誤魔化したり、ぼやかしたり、関係のないカテゴリに商品掲載をした場合には、eBayの事後チェックによりポリシー違反だと見つけ出された場合には、大きな制裁がかせられます。
商品削除、非表示状態になったり検索結果からそれ以外の商品含め検索結果に表示されない程度にまで降格させられたりします。。。
それだけでなく、販売者の評価にマイナス評価を入れられたり、出品どころか購入すらできなくなる永久アカウント停止の処置が待ち構えており、出品に掛かった有料オプションの費用なども返金されません。
さらにeBayでは事前と事後チェック以外に、不公正な価格設定が疑われる出品者を報告をしてほしいとコミュニティに奨励していますので、チクられたらまずいですよ、ということですので注意してください。