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越境ECブログ

ヨーロッパのEコマーストレンド(グラフ)

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

ジェイグラブ株式会社が提供しているサービスの1つである、ジェイグラブモールでは、ショールームストアという企画を年に4回くらい行っております。

来週23日から4~5日間ほど、ロンドンで開催予定です。ここで生のヨーロッパの小売の空気を体感してきます。そのタイミングで、データによるヨーロッパのECのトレンドが出てきましたので、ご紹介いたします。


ヨーロッパのeコマーストレンド

データサイトスタティスタでは、eコマースを「デジタルチャネルを介した個人消費者への物理的商品の販売」と定義している。スタティスタは、欧州におけるeコマースの売上が2023年の6,319億ドルから2027年には9,022億6,000万ドルへと42.79%増加すると予測している。

アイルランド、チェコ、ベルギーは2022年、企業の総売上高に占めるeコマースの割合で欧州のトップを占めた。これは欧州連合(EU)の統計局であるユーロスタットによるものだ。データによると、アイルランドのシェアは33%でトップ、次いでチェコの30%、ベルギーの29%となっている。

2023年8月現在、欧州で最も訪問者数の多いオンライン・マーケットプレイスはアマゾンで、月間訪問者数は約13億人。 2位はイーベイで4億7,400万人超、3位はポーランドの大手マーケットプレイス、アレグロで約1億9,900万人。

以下のチャートは、英国を除くヨーロッパ域内からの月間訪問者数が2,000万人を超えるオンライン・マーケットプレイス(純粋なマーケットプレイス、またはマーケットプレイスの要素を持つ小売業者)を示しています。

2022年、ロシア最大のマーケットプレイスであるワイルドベリーは約178億ドルの収益を記録した。ドイツのファッション・マーケットプレイスZalandoの売上は108億9900万ドルだった。

参考:Ecommerce Trends in Europe


おわりに

ネット上で親日・反日という表現を見ていると、話の根っこに第二次世界大戦があり、その時の日本の振る舞いを許しているか許していないかという考えが底辺にあったり、戦後の日本の躍進から戦後日本に対する信仰的従順さがあるかないかといった結構乱暴なものがあります。

そうでなくても、脱亜入欧(幕末明治の頃の日本を考えれば一定の説得力はあります)という、欧米信仰・アジア蔑視の国際感覚が根強い日本です。欧米をターゲットにせず、東南アジアを狙いたがる企業が多い背景でもあると思っています。

しかし、発展途上の地域は投資対象であり、すぐに売上は上がりません。3年は赤字で耐えられる覚悟がなければなりません。すぐに売上が上げたいなら発展した地域です。そういう意味では欧米でしょう。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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