こんにちは。宮浦です。
弊社のブログで頻繁に伝えていることの1つに、海外の商習慣を知ることというものがあります。越境ECで失敗するパターンの多くは日本の習慣に囚われている場合が多いからです。
弊社のブログで頻繁に伝えていること
たとえば、それは言語だけではなく、行動も含みます。越境ECでいえば、購入ボタンから購入完了までの流れや、サイトのデザイン、メールでのお付き合いの仕方に関してまでです。
インターネットが無かった時代は、海外交流が不慣れの方々の場合なにかと大変でした。たとえば面談時に名刺交換だけで終わってしまう方、握手までなんとか行って交流を深めるもその握手にやり方にも作法があります。
初対面の後の交流、互いの信頼を得た時の2度目の面談時はどう対処されますでしょうか。日本の姓を言う時、海外の方は困惑します。覚えにくく、発音しにくいからです。
その場合、ニックネームで呼びやすくすると親しみやすくなりますので、準備しておくのがおすすめです。海外の方々は「姓」より、「名」に重きを置きそれを互いを呼称します。※近年、姓名表記運用を再検討する動きもありますが。
中東、欧州の方々はハグをしながら、両頬に顔を合わすことを行います。また握手をして肩を互いに合わせたりします。この挨拶のタイミングが大切です。「久しぶり」のイメージを持って積極的に挨拶を。ハグすることに慣れていない方は恥ずかしがらず社内で経験してみて下さい。笑顔になれます。
越境ECではどうするか
越境ECでは、相手の顔が見えない取引をしております。見えない相手だけに、例えば大口注文をいかに処理するかは課題です。信用度合い、決済は大丈夫だろうか、商品を送付してよいものかなど不安がいっぱい。
しかしながらSNSの進歩により、SKYPEやZoomをはじめとして、会えなくても、映像だけでも通信を行い、相手側を知ること。動作、仕草、人格が視られます(海外ではWhatappなどもあります)。機会があれば直接面談されることも推奨します。