SOLUTION
導入事例
有限会社亀川石材店 様

伝統と熟練の技×越境ECで、
小松石の新たな可能性を追求。

私達のいる神奈川県真鶴町は「小松石」という銘石の産地として知られています。この石は奈良時代から採掘され、鎌倉幕府から江戸時代にかけて神社仏閣、墓石等に利用されてきました。弊社の歴代の職人は大正天皇、昭和天皇の天皇陵の一部に携わってまいりました。そして現在も著名人の墓石などに携わって私で4代目になります。
近年は彫刻家や美大の学生にも注目され、新しい小松石の利用の仕方を目の当たりにし、それらに触発された私は伝統ある小松石の将来のために、伝統を守りながら、「絶滅危惧石」などと言われる小松石で新しいことにも積極的に取り組もうと決意しました。これまでも比較的安価でそれでいて伝統美を備えながら過去にはなかった石塔などを提案してまいりました。
そこで思い出したのが、日本でも知る人がすくなってきた小松石について問合せてくる外国の人達の存在でした。数は多くはないですが、将来を考えたら日本国内にこだわる必要もないと考え、国の補助金を利用してジェイグラブ株式会社に越境ECサイトの構築を依頼しました。
石材なので、重量があるため送料が高くなってしまうデメリットを克服するためにお互いに意見を出し合い、また海外の人たちとの間に活発なコミュニティを構築することを優先するための策を練って、まずはそちらに注力しようという戦略で進めることにしています。
これからというタイミングで「コロナ禍」に遭ってしまい予定通りのスタートにはなっていませんが、これから本格的なスタートを楽しみにしています。
有限会社亀川石材店
代表 亀川洋
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課題
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業界全体の先行きが明るくないので、新規事業を検討。
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海外からの反応もあり、それも悪くなかったので、海外展開を真剣に検討。
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越境ECに明るい専門家に相談する必要を感じた。
施策
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公的機関を利用し、専門家を探したり、相談したりした。
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越境ECの知見を豊富に持つ専門家からアドバイスを得られ構築。
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同時に越境ECを支援する補助金に詳しい専門家がいたため補助金を利用。
成果
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ECモールと自社サイトを連携し本格展開できる準備が整う。
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開店前に新型コロナの影響を受けてしまったが、海外向けに適したサイトになるアドバイスを受けられた。
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無事に補助金の採択を受け、少ない負担で実現できた。