お盆休みいかがお過ごしですか。越境ECコンサルタントの横川です。
昨日だけ出勤したので、勢いでブログ書きます(笑)。

越境ECを行おうとする方からよく聞くのが「◯◯(国やエリア)の富裕層に売りたい」というものです。
もちろん、こういうターゲットの絞り方も悪くはありません。

あと、「F1やF2に売りたい」という要望もよく聞きます。日本の企業が戦略を立てるのに「◯◯(国やエリア)の若い女性に狙いを定めて」という意味合いで使う分には問題ないと思うのですが、その戦略を立てるために海外の資料に当たろうとすると、なかなかいい資料に出会えないということが起きます。

というのは、海外の資料でF1、F2というセグメントで語っている資料がほとんどないからです(F1、F2は広告や視聴率を測定するための指標で、それを援用するのが日本では流行っているだけです)。

海外では生まれた時代ごとにくくった「世代」で語る資料のほうが多く見かけます。
日本で言えば、団塊の世代とか、ゆとり世代とか、世代の定義がすこし曖昧ですが、なんとなくXX年からYY年あたりに生まれた世代という感じのものです。

中国なら中国語の世代名(80后とか90后とか)、タイならタイ語の世代名など現地語でわかればより正確なデータが取れると思いますが、英語だけでもある程度他国のデータが取れます。

というのも、「中国の団塊ジュニア」とか「ロシアのゆとり世代」といった感じの書き方をする資料が英字資料にはあるからです。しっかり解説しますと、「団塊ジュニア」や「ゆとり世代」という世代名は日本でのみ通用するもので、諸外国で同様の命名がなされた世代はありません。

しかし、日本人なら「団塊ジュニア」は「1970年代前半生まれ(40歳代後半)」とか、「ゆとり世代」は「1980年代後半~2000年代前半生まれ(10代後半から30歳あたり)」など、大まかなアタリがつけられると思います。それで「フィンランドの団塊ジュニア」という言い方がされていれば、「フィンランドの40歳代後半だな」と推測が可能になるわけです。

実際にフィンランドの人口ピラミッドで比較的人口が多いとか、そういう事実があるかどうかではなく、単純に大まかな年齢層を連想させやすくするための記号のような使い方で外国の事情を説明している資料を見かけます(特にアメリカで)。

そこで、アメリカのマーケティングの資料に頻出する世代名を覚えると、(アメリカを調べる場合はそのものズバリですが)、現在何歳くらいかの目安として使われる場合でも理解が早くなるので、覚えておくと良いでしょう。

※生まれた年代の定義は資料によってまちまちではっきり定義づけられていませんのであくまでもおおまかな指標としてご理解ください。

■1947年~1965年生まれあたり/ベビーブーマー(米)
日本だと団塊世代としらけ世代あたりを包括しています。

■1965年~1980年生まれあたり/ジェネレーションX(米)
日本だとバブル世代、団塊ジュニア(1971~)、ポスト団塊Jr(1975~)あたりを包括しています。バブル世代以外はロストジェネレーションとか(就職)氷河期世代とも最近では言われています。ちなみにアメリカにもLost Generationという世代名はありますが、アメリカの場合は20代の青年期に第一次世界大戦を迎えた世代を指しています。

■1980年~1995年生まれあたり/ジェネレーションY(米)
日本ではゆとり世代に相当します。このジェネレーションYはミレニアル世代とも言われます。

■1995年以降生まれ/ジェネレーションZ(米)
日本ではさとり世代(定着しているんでしょうか???)などと言われているゆとり世代のあとの世代です。
2005年生まれ以降はジェネレーションAと表示する資料も増えてきました。

日本より分類が大雑把な印象がありますが、この表記は頻繁に目にします。この用語を見て大体の年齢を想像できるようにしておくと便利です。

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